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今年の桜と、過ぎていく時間
今日は春らしいお天気で、明石からの帰り道、
車窓から美しい桜をたくさん観ることができました。
昨日の雨で少し心配でしたが、とてもとても綺麗に咲いていました。
満開の華やかさだけでなく、散り際の儚さまで風景になって、
季節そのものを感じさせてくれる日本の桜は不思議です。
去年、散り際に訪れた須磨浦公園の桜は、はらはら舞ってこの上なく美しくて、
今でも鮮やかに心に残っています。
この春は、チェンバロの演奏会や発表会の準備に加え、仕事も重なり、
慌ただしい日々が続いていました。
気づけば桜の季節になり、あっという間に過ぎてしまいます。
忙しい日常の中でも、もう少し四季を感じる時間を積極的に持ちたいなと、
あらためて思いました。
建築と音楽
昨日は、チェンバロの演奏会に出演しました。
日々、建築やインテリアの仕事をするなかで、音楽を続けていることをお話することは少ないですが、私にとって建築も音楽も、どちらもとても大切にしているものです。
チェンバロはバロック時代を代表する繊細な撥弦楽器で、ほんのわずかなタッチの違いで響きや音の余韻を変えながら感情を表現します。
強い主張をすることなく、空間に溶け込みながら透明感のある音色を放ち、美しさをつくる楽器です。
その感覚は空間設計にも通じていて、素材の質感や光の入り方、余白・間の取り方など、目に見える要素だけでなく、そこにいるだけで心が整う空間をつくることに繋がっています。
お休みの日はほとんど音楽に充てていて、練習をしたり、演奏ボランティアへ伺い、ピアノを聴いていただく機会もふくめて、温かい時間を過ごしています。
チェンバロやピアノを弾くことで、とても幸せになり心を調律できている気がします。
音楽と建築。
異なる分野にみえて、どちらも人の心を穏やかにするという点で同じものなのかも知れません。
これからも、日々の空間設計と向き合いながら感性を磨き続けていきたいと思います。
